エアコンの温度設定で代謝アップ
冬場のエアコンの温度は何度にしていますか?
ダイエットをするのでしたら最適な暖房温度は20度~22度といわれています。これは体の体温調整機能の促進に適した温度なのです。
ここでは、ダイエットと室内温度の関係についてご紹介しています。
エアコンの温度と体温調整機能による脂肪燃焼
人間には体温調整機能という優れた機能があります。
これは、例えば、冬場に寒い部屋にいると、体は危険を察知して脂肪や糖分などの脂肪を燃焼させることにより体温を上げようと試みる機能です。
この機能により私たちは生命を維持できるわけですが、冬場に暖かい部屋にずっといると体温を上げる必要がなくなってしまいます。そのため、脂肪分などを燃焼させて体温を作る必要性がなくなり、基礎代謝もアップしません。
つまり、冬場のエアコン温度を20度~22度程度に設定しておく事により体は寒さを感じて脂肪を燃焼させ、体温を維持しようとします。
また、これは冬場に限らず夏場でもいえることですが、年中空調が整った環境にいると、体温を調整するしくみが衰えてきます。
こうなってしまうと、体温調節がうまくいかなくなり、脂肪を燃焼させる機会まで失ってしまう事になりかねません。
体温調整によるダイエット効果については、「褐色脂肪細胞活性化」をご参照ください。